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ヴェルニゲローデ、ゴスラー/ドイツの魔女祭り

2016年4月末~5月頭にかけて、ドイツのヴェルニゲローデゴスラーを訪れました。

 

このハルツ地方にある2つの街を訪れた理由は、毎年4月30日から5月1日にかけて行われる魔女祭り「ヴァルプルギスの夜」に参加することでした。

 

ドイツにはこの期間に魔女たちがブロッケン山に集まってお祭りをするという伝承があり、それにちなんだお祭りのようです。ドイツの文豪ゲーテの『ファウストにも、ヴァルプルギスの夜の描写があります。

 

 

まずヴェルニゲローデから。こちらは市庁舎です。特徴的なフォルムですね。

 

 

メルヘンチックな街並みで、魔女祭りでない期間に観光で来ても街歩きを楽しめそうです。

 

 

 

ヴェルニゲローデ城に登っていく途中で撮ったと思われる一枚。オレンジの屋根が並んでいて良い景色でした。

 

 

魔女祭りの看板。

 

 

 

ヴェルニゲローデ城

 

 

入り口のところに翼の生えた犬のような生き物がいました。左右対になって置かれているのが日本の神社にある狛犬を思わせます。

 

 

 

お城の外では、中世のマーケットが開かれていました。占いと思われるブースも。

 

 

 

魔女の人形がたくさん売られていました。

 

 

 

電車の中から見たブロッケン山(と思われる山)。ブロッケン現象という自然現象が有名らしく、ブロッケン山でよく見られるのが名前の由来だそう。魔女が集まる山とされたのは、この現象と関係あるかもしれないですね。

 

 

 

そしてゴスラーへ。

ゴスラーの旧市街は、世界遺産に登録されています。

 

魔女祭り仕様に飾り付けられたマルクト広場

 

 

からくり時計が動いているところを見れました。

 

 

至る所に魔女、魔女、魔女…。

 

 

 

こちらは皇帝居城です。

 

 

 

ヴェルニゲローデのメルヘンな街並みに比べて、ゴスラーは落ち着いている感じ。

 

 

 

 

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魔女祭りの実態は魔女のコスプレ祭りという感じでした。魔女のモチーフが街中に飾り付けられていて、見ていて楽しかったです。

 

実はドイツを含むヨーロッパのいくつかの国では、中世~近代に大規模な魔女狩りが行われていた過去があります。

多くの無実の人々が処刑された凄惨な歴史を思うと、魔女がエンタメとして受け入れられている光景がとても平和に見えました。