英検1級の1次試験はリーディング、ライティング、リスニング、2次試験はスピーキングのテストがあります。
私は1次試験に2回目で合格、3回目で2次試験に通りやっと合格することができたのですが、この4技能の中でどの対策が大変だったかな?と振り返ってみると、、ライティングとスピーキングに苦労した気がします。ですが、対策の結果両者とも結構いい点数をとることができました!
スピーキング(面接)の対策については別記事で書いたので、ここではライティングの対策についてまとめてみます。
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まず、ライティングとスピーキングって、はじめはどうやって勉強すればいいかよくわからなかったんですよね。。
どちらも回によって出題されるトピックが違うので、色々なトピックをカバーしておく必要があります。政治、経済、社会問題など。そもそも、多くの人にとって日本語でも即興で書いたり話したりするのが難しい内容です。
また、リーディングやリスニングと違って答えが決まっておらず、ある程度自分の意見を自由に述べることができるのですが、それが逆に難しいですよね。。
ただ、両者に共通することとして、まず決まった型を覚えるのがよいです。導入、本文(理由)、結論という型があるので、それを理解して頭に入れます。それから練習していくのですが、、以下に私が行ったライティングの練習方法を書きます。
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まず、私の受験前のライティングの実力から。。ライティングは苦手な自覚があって、過去問を解く際にも書けなくてスキップしてしまう感じでした。実際1回目の受験ではあまりうまく書けなかったし、点数も良くなかったです。
そこでライティングの練習をするために、旺文社の英検1級ライティング対策の本を購入しました。これをまず読んでライティング例を音読していきました。
音読で話せるだけではスペルなど身につかないので、その後ノートにライティング例を書き出していきました。音読と書き出すことで、ライティングの型と使える表現を頭に入れていきます。
※ちなみに、ライティングはスピーキングのようにトピックが複数あってその中から選ぶという形式ではなく、回によってトピックが固定されてるので、苦手なトピックだからと言って避けることができません。。なので、どんなトピックがきても書けるようにしなければなりません。
頭に入ってきたかなーというところで、本番の試験のようにトピックを見て実際に即興で書く練習をしていきます。
スピーキングの対策にも共通しますが、まるっと暗記するというよりも、決まった型と使える表現を頭に入れてどんなトピックがきても対応できるように引き出しを増やす、という感じで対策するのが良いと思います。
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まとめると、私のように何から対策すればいいかわからないという方は、まずライティングの例を読んで書いて学ぶところから始めて、ある程度理解して頭に入ってきたら本番のように書く練習をするという流れで対策するのがよいと思います。スピーキングとトピック例も被るものがあるし、対策の大まかな流れは一緒です。
こんな偉そうなことを言ってみたものの、、私が1次試験に合格した回はトピックが比較的書きやすいなと感じたので、トピックの当たり外れもありますよね。。
私はおそらくトピックに助けられたのもあり、2回目の1次試験では3技能の中でライティングの点数が一番よくて、29/32(91%)でした。
まぐれもあると思いますが、多分対策をがんばった結果が表れたところもあると思いますので、、ライティングでどう対策すればいいかわからないー!という方の参考になれば幸いです。