香港・重慶大厦に泊まってみた

今回の1泊2日香港旅行では、重慶大厦（チョンキンマンション）にある宿に一人で泊まりました。女性一人で重慶大厦に宿泊したという旅行記を見かけなかったので、特段変わったことはなかったですが記録しておきたいと思います💡

重慶大厦は私の好きな香港映画「恋する惑星（Chungking Express）」のロケ地なので、香港を訪れたら絶対訪れたいスポットでした。しかし、元々重慶大厦に泊まろうと思っていた訳ではなく、Booking.comで安めの宿を探していて、見つけた宿の住所を見たら重慶大厦だ！となり、折角だし泊まってみよう〜ということで決めた次第です。

横断歩道の向こうに「重慶大厦」の文字が見えます。ネイザンロードという香港のメインストリート沿いにあり、夜でも賑わっているエリアです。

恋する惑星のロケ地なので観光地なのかと思いきや、1階ではほとんどインド系や中東、東南アジア系らしき方、あとは重慶大厦内にあるゲストハウスに行き来していると思しき外国人の方しか見かけませんでした。私が映画を見たのは数年前ですが90年代の映画なので、観光地として訪れている人はいなさそうでした。また、映画のように香港の現地の人が働いている感じではありませんでした。

1階の入口付近には外貨両替所があり、あとはインドか中東系？の食料品やレストランが入っていて、上階にたくさんゲストハウスが入っているようです。
宿の住所を見るとBlock Eと書いてあり、建物がブロック毎に別れているようで、宿に着くためにはまずこのブロックの場所にあるエレベーターを探さなくてはならず、特に初めは迷路みたいに感じて少し迷いました。あとエレベーターがそれぞれのブロックに2つずつあって、奇数階に止まるものと偶数階に止まるものとで分かれているようです。ただ、もし間違えて乗ってしまっても、階段があるので大丈夫です。

やっと宿に到着したのでベルを押すも、誰も出てこない…。複数回押しても出てこなかったのでメッセージを送ったら、数分後に宿の人が来てくれました。海外あるある。

部屋は狭いですが、約4,500円と中心地にしてはかなり安い値段。

部屋の中にトイレはあるものの、すぐ横にシャワーが付いていて、シャワーを使ったらトイレがずぶ濡れになることは不可避な構造でした。私はこのようなトイレとシャワーが近くにあるタイプの部屋は体験済みだったのと、1人1部屋で安いし1泊だけなら…と思い我慢できました。ドライヤーもついてるし。。それでも、私は2泊がギリかなと思いました。私は使いませんでしたが、共用のキッチンと冷蔵庫もあるようでした。

ちなみに、重慶大厦で検索するとサジェストにゴ◯ブリというワードが出てきますが、割と上の方の階だったためか一応姿は見ずに済みました。

私は好きな映画のロケ地に泊まれた！ということに満足したのですが、人によってはちょっとディープに感じるだろうなと思われるのと、あと多分安宿しかないので、初の女性海外一人旅や、そこそこ綺麗なところに泊まりたいという場合は違うところがいいのかなとは思いました。私は女性にはお勧めはしないです。

値段が安いのとロケーションも中心地で便利なので、旅行慣れしていてちょっと清潔感にかける場所でもOK、という場合は選択肢に入れてもよいと思います。