スイス/独特な伝統行事、修道院、チューリッヒ
2015年末~2016年始にかけて、スイスを訪れました。
スイスを訪れた第一の目的は、大晦日にいくつかの地域のみで行われる「ジルベスタークロイゼ」という伝統行事を見学することでした。
ジルベスタークロイゼは独特な衣装に扮した人々が街を練り歩くというもので、日本では知られていないローカルな行事です。これを直接見てみたくてウルネッシュに足を運んでみました。
3種類の衣装があり、それぞれ「美」「醜」「自然」を表しているようです。見た目でどれを表しているのかわかると思います。中の人は全員男性のようでした。
上記の写真のように、各住居の前で円になって皆でヨーデルを歌っていました。大晦日に行われるので新年を迎えるにあたっての行事だと思われ、家の悪いものを払うような意味合いなのかなと想像しました。
鈴をつけているので、歩いているときにシャンシャンと音が鳴っていました。鈴の音やヨーデルはちょっと神秘的な響きがありました。
小さい村でしたが、それなりに有名な行事なのか、見物している人がたくさんいました。
その後近くの街で一泊して、翌日にアインジーデルン修道院を訪れました。
周りには特に何もなくて、そのため尚更大きい印象を受けました。
内部の写真はありませんが、黒いマリア像があることで有名なようです。
その後、チューリッヒに向かいました。
(※チューリッヒって首都だったっけ?とぐぐったところ、スイスの首都はベルンでした。)
シャガールのステンドグラスがあるフラウミュンスター。到着が遅くて閉館時間に間に合わず、内部は見ることができませんでした。。
スイスを訪れたら絶対に食べたかったチーズフォンデュ。正直期待していたほどではありませんでしたが、食べられたことにとりあえず満足。
チューリッヒは夜歩いていても大丈夫な雰囲気で、場所によるとは思いますが比較的治安が良さそうでした。
チューリッヒを流れるリマト川。夜になると街の明かりが反射して綺麗でした。
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スイスで訪れたのはドイツ語圏の街でしたが、挨拶がGuten TagでもGrüß gottでもなく、Grüezi(グリュエツィ)と言うようで、初め戸惑いました。
ドイツ人曰く、スイス人のドイツ語はあまり理解できないとのことなので、同じドイツ語圏でも結構違う部分があるみたいです。
あと、スイスは物価が高かった印象。レストランで水が日本円で300円くらいしてびっくりした記憶があります。
ジルベスタークロイゼ目当てでチューリッヒはおまけのつもりでしたが、案外スイスで一番印象的だったのは夜のチューリッヒです。今思うと、夜に行ったのが良かったのかもしれません。